【ジャカルタ】スカルノ元大統領も御用達だった歴史あるアイスクリーム|Tjanang Ice Cream

 

 

「Tjanang Ice Cream」は1951年創業で、初代大統領であるスカルノ氏にも愛された歴史あるアイスクリームです。

 

当時はアイスクリームショップとして営業されていましたが、現在は跡地である場所にホテルが建設され、ロビーにアイスボックスが置かれているだけになります。

 

場所

 

Tjanang Ice Creamは、ジャカルタのメンテンにある「cikini ホテル」のロビーにあります。

 

 

愛らしいパンダが目印です。

道路側のIndomaretから入ることも出来ますが、左側へ回るとロビーの入口があります。

 

 

ロビーの一角にアイスボックスが設置されており、当時の写真も飾られています。

 

 

アイスボックスは鍵がかけらているので、フロントの方に開けてもらい、支払いもこちらで行います。


テーブルとイスが簡易的にあるだけですが、スプーンも付いているので購入後はその場で食べることが出来ます。

 

メニュー

 

メニューはアイスボックスに貼られています。

 

 

大きさは3サイズ、味は一番小さいサイズの場合13種類あります。

昔から有名なのは、KOPYOR(ココナッツ)とDURIAN(ドリアン)だそうです。

 


私はKOMBINASI(Rp15k)を選びました。

チョコレート、ココナッツ、ストロベリー、アボカドがミックスされています。

 

アイスクリームというよりシャーベットのような感じです。

香りはあまりない気がしますが、味はおいしいです。

特にココナッツが一番好みで単品でもう一度食べたいくらい。

一緒に行ったお友達もココナッツが一番おいしいと言っていました。

 

私はお腹いっぱい&暑い&喉からからの時に食べたので、かなりオアシスに感じました。

食後にさっぱり食べたい時におすすめです。

 

Tjanang Ice Creamの歴史

 

Tjanag Ice Creamは1940年初頭に中国からやってきたLim Sim Fieによって創設されました。

Sim Fieがジャカルタに来た理由は、長年バタビアに住んでいてToko Tjan Najanというオランダの商品を販売するお店を営んでいる兄?姉?を手伝うためです。

しかし、Sim Fieは料理が好きだったことからアイスクリームの製造を始めます。

試行錯誤を重ねジャカルタの人々に愛されるアイスクリームが完成されました。

 

当時はTjanNjanという名でアイスを販売しており、スカルノ元大統領もお気に入りだったと言います。

スカルノ大統領が立ち上げた新興国競技大会(オリンピックに対抗するものとして1963年にインドネシアで開催されたスポーツ大会)では、ゲストをもてなすためにTjanNjanアイスが提供されました。

また、スカルノ氏は家族と一緒に楽しむ為にもよく注文していたそう。

 

さらにスハルト元大統領の家族は子供や孫の誕生日など何年にも渡りTjan Njanアイスを食べており、メガワティ元大統領はこのアイスはどこで買えるのかと興味を持ったそうです。

 

後に中国の名前を使用しないという政府からの勧告により「Tjan Njan」から現在の「Tjanang」に変更されました。

 

Tjanangの歴史が長くなるにつれて購入者は減っていってしまいます。そして競合他社の影響もあり1991年にお店を閉店させ、アイスボックスをいくつかのレストランや屋台へ委託しました。

現在は、かつてのTjan Njanがあった場所に建てられたcikiniホテルにあるアイスボックスのみになります。

cikiniホテルの従業員によると、今もなおTjan Njan(Tjanang)のアイスを求めてたくさんの人が来店するそうです。

 

まとめ

 

Tjanang Ice Creamはジャカルタで古い歴史を持つアイスクリームのひとつです。

現代のアイスと比較しても十分おいしいと思うので、ぜひ行ってみてください。